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どんなケースが多いのか
調べてみると、確かに歯医者のセカンドオピニオンは可能だそうです。
セカンドオピニオンを受ける理由を見てみると、やはり「抜歯しない方法はないか」「インプラントの相談をしたい」「前歯を綺麗にしたいがどんな方法がいいのか」「歯周病を何とか治してほしい」「よく噛める入れ歯を作ってほしい」などなどさまざまなケースがあるようです。
患者としては情報が少ないのでどれが一番いい方法なのか、本当にその方法が最適なのか、やはり不安はあるものです。他にもっと良い選択肢があるんじゃないかと不安に思ったとき他の先生の意見も聞きたいというのは当然ですよね。
セカンドオピニオンを受けるには何が必要か?
歯医者でセカンドオピニオンを希望する場合、まず今治療を受けている歯科医師にセカンドオピニオンを受けたいことを伝えます。
このとき『紹介状』『レントゲン』『検査内容』などを準備してもらえるようお願いした方がいいみたいです。ちょっと言い出しにくいですが、自分のためだと思って勇気を出して話してみましょう。セカンドオピニオンを受ける時にこのようなレントゲンなどのデータがないと次の歯科医院で適切な診断ができずにごく一般的な説明しかもらえないことがあるらしいですよ。
もしお願いしてもデータや紹介状を出してもらえないような歯科医院ならはじめから別な歯科医院に相談して検査からやり直してもらった方がいいかもしれませんね。信頼関係が持てないような歯医者さんはこちらからごめんなさいしていいと思いますよ。
セカンドオピニオンを受ける際に気を付けること
セカンドオピニオンって歯科医院同士でも微妙なスタンスみたいで、中には受けてくれないところもあるそうです。ですからセカンドオピニオン希望だと予約の時に確認してから受診した方がいいみたいです。
セカンドオピニオンにかかる費用は医院差があって無料で受けてくれるところもあれば自費で数万円というところまであるそうです。それぞれの歯科医院で考え方や、やり方が違うそうなので必ずそれも確認しましょう。
もちろんセカンドオピニオンを受けたら最初にかかっていた歯科医院に報告を忘れずに。
セカンドオピニオンについてのまとめ
歯医者さんのセカンドオピニオンは、自分のケースに一番合う治療法を見つけるための手段です。
時々勘違いをして「いろんな歯医者で見てもらって決めよう」と気楽に考えている人もいるようですが、これはセカンドオピニオンではありません。ショッピング感覚であちこち放浪しても、その都度初診料や検査費用がかかり保険の無駄遣いにしかならないんですって。そういう私も勘違いしてました。
セカンドオピニオンは、最初の歯医者さんで行った検査と治療方針をスタート地点としていろんな角度から治療法を探り、その中から一番いい治療法を選ぶためのツールなんですね。後輩にもそのことを伝えてセカンドオピニオンを受けることを薦めてみようと思います。