画像:いらすとや
歯並びが悪いと面接で不利ってほんと?
お蔭さまで私は普通にお仕事させてもらっていますが、来年から就活が始まる弟が悩んでいるようなんです。
なんでも面接のときに歯並びが悪いと心象がよくないらしいという噂があるようで。実は我が家は典型的な歯並びの悪い家系。どうやら母方の血を引いたらしく、私と弟を含めて母や叔母も歯並びが悪いところまでそっくり。でも私が学生のころ就活で歯並びのことを気にしたことがあったかしら…時代の流れでしょうか。最近は面接も大変なんですね(-_-;)
確かに歯並びが悪いことは私自身悩みの一つですが、面接のときにそれを言われた記憶はありません。ただ弟が矯正をしようか悩んでいるのでちゃんと調べてみました。
面接をする側の人から見ると実際には歯並びそのものを見ることはないそうです。ただ歯並びを気にして受け答えがはっきりできなかったり笑顔が出せない人はNGだそう。それよりもにこにこ笑顔ではきはきと受け答えができる人を選ぶので歯並びで合否を左右することはないそうですよ。
確かに歯並びが仕事の良し悪しを決めるわけではありませんし、例え歯並びが悪くてもきっちり仕事をできる人を会社としては欲しいものですよね。人となりを見るための面接なので歯並びは関係ない!弟にそう教えてあげようと思います。
就活中でも出来る矯正治療ってあるの?
でも確かに長い目で見ると歯並びはいいことに越したことはありませんよね。私のようにコンプレックスにずっと悩んでいるよりは思い切って矯正をしてみるのもいいかもしれません。ただ初めて会う面接官の方に一目で分かるような矯正を付けていくのはやっぱり抵抗があるのが正直なところですよね…。
以前にも調べたことがあるんですが、最近はマウスピース(インビザラインやクリアアライナーなど)を使うなど大人向けに他人からはわからないようにできる矯正があるんだそう。これは着脱式だから家にいるときや人に合わないときに装着すればOKのようです。
もっと本格的にやるなら矯正の器具を表から見えないように歯の裏側につけてワイヤーで動かす裏側矯正という治療法があるそうです。でもこれは器具が舌に触るのですごく気になると聞きました。
そこでこれらの矯正装置を付けると就職活動中にどんなデメリットがあるのかまとめてみました。
<裏側矯正>就活中のデメリット
- 舌が動かしにくいため慣れるまで発音しにくい/しゃべりづらい
- 矯正装置が口内で当たり口内炎になりやすい
- 矯正装置にモノがはさまりやすく歯磨きに時間がかかる
裏側矯正はしゃべりにくいのがデメリットと言われてますが、実際のところほとんどの人は数週間もすれば慣れるそうです。そういえば最近女優の本田翼さんも裏側矯正を付けて連ドラに出てましたね。人前で話す職業の方でも付けてお仕事をされているので慣れれば問題なさそうです。歯磨きに関しては時間のない就職活動中には結構地味に大変かもしれません。ゆっくり歯磨きができるよう磨ける場所と時間を取れるようにしておく必要がありますね。
<マウスピース矯正>就活中のデメリット
- 一日8~22時間以上は装着しておく必要がある
- マウスピース交換のため通院する回数が多い
- 装置を付け忘れしないよう自己管理が必要
簡単につけ外しの出来るマウスピース矯正ですが、お医者さんから指定されている時間は必ず付けていないと効果が出せないので、自己管理が一番大変だと聞いたことがあります。
またマウスピースの交換のために1~3週間に一度は歯科医院に通う必要があるので、そういった時間的制約もあります。
就職活動中の矯正治療まとめ
実際に就活に歯並びが影響することはほとんどないのですが、それでも合否に関係するという根も葉もない噂は常にありますね。若い男の子たちが就活前に脱毛するのも同じ心理なのかなと思ったりもしています。
でも、もし見た目で採用を決めるような会社であればむしろそちらの方が問題なんじゃないかなと思うんです。中にはモデルさんのような見た目重視の仕事もありますが、一般企業ならその会社はやめた方がいいと弟にはアドバイスするかもしれません。
ただこれから仕事だけでなく結婚など人生の山場がたくさんやってくるわけですから、この時期に思い切って矯正をしてすっきり悩みを解消するのもいいかもしれませんね。