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電動歯ブラシでは研磨剤がエナメル質を傷つける原因に
市販されている多くの歯磨き粉には「研磨剤」というものが含まれています。
この研磨剤はクレンザーのような働きで、歯にこびりついたや歯垢やコーヒー・紅茶、ヤニなどの着色汚れを落としてくれます。歯の汚れには強い味方ですが、逆に歯のエナメル質を傷つけ知覚過敏などの原因になることもあるんだそう。
電動歯ブラシはブラッシング回数が手磨きより増えるため、研磨剤が含まれていない、または低研磨とかかれているものを選んだほうがよさそうです。
私が使っていた歯磨き粉は残念ながら研磨剤が含まれていました…もっと早くに調べておけば良かった(+_+)
発泡剤の泡立ちも電動歯ブラシには不要
また電動歯ブラシを使う上でもう一つ気にしておきたい成分として、発泡剤があります。
発泡剤が含まれている歯磨き粉は、ブラッシングをすることでブクブクと泡が立ち、歯磨き成分をお口の中にいきわたらせてくれるのですが、電動歯ブラシのように小刻みなブラッシングだと、すぐに口の中が泡だらけになってしまいかえって磨きにくくなってしまいます。
電動歯ブラシを有効に使うため、歯磨き粉は「研磨剤」と「発泡剤」に注目して選ぶようにしましょう。
とはいえ、いちいち歯磨き粉の成分表示を見ながら探すのは面倒ですよね。そこで電動歯ブラシにオススメできる歯磨き粉を選んでみました!ぜひ参考にしてみてくださいね♪
電動歯ブラシにオススメの歯磨き粉はこれ!
バトラーデンタルリキッドジェル
発泡剤は無配合の液状タイプなので、泡立ちが気になる電動歯ブラシでもしっかり時間をかけて歯磨きができます。
殺菌成分CPCとフッ素配合で気になる口臭や虫歯・歯肉炎を予防してくれます。またノズルが細長いので、歯ブラシ以外の歯間ブラシにも液だれせずにのせやすいのがポイントです。
- バトラーデンタルリキッドジェルのオススメポイント
- 研磨剤、発泡剤が入っていないので時間をかけてやさしく歯磨きができる
- 細いノズルで歯間ブラシにも使いやすい
- 価格は400円台とリーズナブル
コンクール ジェルコートF
緑のボトル、コンクールは歯医者さんの受付によく置いてあるので見かけた事のある方も多いのではないでしょうか。
発泡剤、研磨剤はこちらも無配合。ジェルタイプなので電動歯ブラシを使っても歯磨き粉の飛び散りも抑えてくれます。
また通常の歯みがきとは別に、フッ素コート剤としても使用ができるんです。
ジェルコートFをフッ素コート剤として使用するには、普段通りに歯磨きした後、もう一度歯ブラシにとって、行き渡らせるようブラッシングした後に、1度だけ軽くうがいをするだけと簡単なのもいいですね♪
- コンクール ジェルコートFのオススメポイント
- 発泡剤、研磨剤は無配合
- ジェルタイプなので歯磨き時の飛び散りが抑えられる
- 虫歯予防としてフッ素コートとしても使える
パックス ジェルはみがき
「パックスナチュロン」シリーズのジェルはみがき。私は今はこれを使ってます。
太陽油脂というとシャンプーや洗剤など「環境にやさしい、ナチュラルな使い心地」の製品を多く作っているメーカーで有名ですが、このジェル歯磨きも研磨剤・発泡剤は不使用。合成界面活性剤、サッカリン、防腐剤も使用されていないんです。お口に入れるものだからこのあたりのこだわりもうれしいですね。
また清涼剤にはハーブ精油が使われているので、磨きあがりの妙なミント感がありません。すぐ飲み物を飲んでもや食事をしても邪魔にならないんです。
ただこのジェルはみがき、普通のドラッグストアではあまり見かけることがないのがデメリット。私はamazonや東急ハンズでまとめて購入しているのですが、先日ハンズで、どさっとカゴに入れていると、横にいたおばさまに「これってそんなにまとめ買いするほどいいの!?」と驚かれました(^~^;)でもホントにとってもいい商品なので、もっと気軽にドラッグストアで買えると嬉しいんですが・・・
- パックス ジェルはみがきのオススメポイント
- 研磨剤・発泡剤は無配合
- 合成界面活性剤(ラウリル硫酸ナトリウム)・サッカリン・防腐剤も無配合
- 清涼剤はハーブ精油を使用でナチュラルな磨きあがり
まとめ
発泡剤も研磨剤もキレイな歯には強い味方ですが、電動歯ブラシにはできるだけ避けた方が安心ですね。毎日行う電動歯ブラシだからこそ、歯の事を考えて有効に使えるよう成分と用途を知って選ぶようにしましょう!