いまどき女子は悩んでいます
実は最近、仕事帰りに歯磨きコーナーをはしごしています。恒例のワイン女子会で隣にいた友人の歯の色にびっくり…それから着色汚れが気になって思い切り笑えなくなってしまいました。歯医者さんでクリーニングしてもすぐ付いてしまうのが悩みのタネ。毎日丁寧にハミガキしてるつもりなんですが、効果はいまひとつなんです。
そこで歯の着色について私なりに調べてみました。
歯の着色は性格が出る?
私の場合一番着色がしやすいのは八重歯の辺り。なんでもじっくり味わう方なので、この歯の凹み部分に着色の原因になる物が残りやすいのがその理由。
また、タバコを吸うリケジョの友人は、ヤニを気にしてヤニ落とし用歯磨き粉と硬めのブラシで毎日きっちり磨いてるのに全然取れないってぼやいてました。歯科衛生士さんに聞いたら研磨剤で歯の表面が傷だらけでそこにヤニが入り込んでるのが原因と言われたそうです。
天然キャラの別の友人は前歯の先端が全部茶色くなっています。これは普段口が開いている人の特徴で、露出している部分が乾燥して汚れや着色がこびりつくのだそうです。そう言われてみると彼女はいつもぽぅっとして口が開いてる。歯にも性格が出ちゃうんですね。
プロも悩ます歯の着色の罠
着色は何時間くらいで沈着するのか歯科衛生士さんに聞いてみました。答えは個人差が大きいので一概に言えないそう。ただ食品の性質や着色になる過程にそのヒントがあるようです。
例えば、糖分や酸性度の高い食べ物が口に入ると口の中全体のPh(酸性度)が下がり、2分後には歯の表面が溶け始めます。そのため歯の表面が荒れてそこに着色成分が沈着しやすくなるそうです。つまり糖分や酸性度の高いものをよく食べる人は着色がつくのも早いということになります。それにしても2分とは…
また、コーヒーや赤ワインなどの着きやすさは飲み方や回数、濃さでも違います。私のようにテイスティングしながら飲む人は1~2時間もすると沈着し始めるみたいですよ。どうりで女子会から帰ると歯がいつもより黄ばんで見えるわけですね。要は口の中に残っている時間が問題。歯垢や歯石が多い人は、その中に色素が入り込むので普通に飲んでいても1日か2日で目立ち始めるそうです。
健康食品と着色食品は紙一重
他にもカレーやしょうゆ、ココア、フルーツやチョコレートなども着色しやすい食品です。
それにしても、フルーツやチョコレートも着色系食品だとは意外でした。実はワインやチョコレート、ココアなどに共通するのはポリフェノール。ポリフェノールは歯を黄ばみやすくする性質でも知られていました。
赤ワイン大好きな私は健康とアンチエイジングのためにと好んで飲んでいましたが、実は私の着色の最大の原因がここにあったとは…
- ビタミンCが豊富なフルーツは酸性度が高く沈着を早めてしまう
- ポリフェノールが豊富な赤ワインは黄ばみの元
赤ワインだけじゃなく酸性度が高い白ワインも要注意なんですって!白ワインの酸で歯の表面が荒れて溝ができ、そこに赤ワインやコーヒーなどの着色が入り込んでしまうんだそうです。
健康をとるか着色をとるか、なんとかうまく解決できないものでしょうか…
歯の着色防止は日々の努力とプロの技のタッグが最強
思わぬところに歯の着色の原因があった私。パスタとカルパッチョ、赤ワインがお気に入りコースだった私には衝撃の連続でした(泣)。でもちゃんと対策も学んできましたよ。
- コーヒーやお茶はストローで飲むか早めに飲み込む
- 着色系食品を食べたらこまめに水を飲んで洗い流す
- だらだら食べない
- ポリフェノールは控えめに…
そして歯医者さんの定期的なクリーニングがオススメです。プロのクリーニングは機械で磨くので歯の表面がつるつるになり着色しにくくなりますよ。あとは日々の努力が大切です(苦笑)。