画像:BiVa
今日11月8日は「いい歯の日」。い(1)い(1)歯(8)の語呂合わせです。日本歯科医師会が設定しています。
だからこの時期に全国各地で歯のイベントが多く開かれているんですよ。
写真は神戸市歯科医師会のキャラクター「ハーバーくん」。神戸市役所横にある花時計のデザインが今だけ「ハーバーくん」になっています。いろんなイベントで大切な歯のことを考えるきっかけになるといいですよね。
歯磨きのあとのうがいの水は大さじ1杯!?
のNHKあさイチのスゴ技Qは「長もちの極意」でした。歯の長もちについても取り上げられていました。
歯を丈夫に長もちさせるための歯磨きの秘訣が「えっ!昔と違う…マジかっ!」とびっくりしました。
- 歯ブラシは濡らさない
- 歯ブラシにフッ素入り歯磨き粉をたっぷり0.5gくらいのせる
- 歯にその歯磨き粉を塗りつけてから歯磨き
- 歯磨きのあとのうがいの水は大さじ1杯くらい
こうすることで歯磨き後もフッ素が口の中に残り、歯が丈夫に長もちするそうです。
ただし、歯磨き粉によっては成分や効能、磨き方も異なるので、それぞれの歯磨き粉に合った使い方をしましょうね、ということでした。
あさイチを観て、他にもきっと「昔と違う」「子どもの頃教わったことと違う」毎日の歯磨きのことがあるに違いない、と思ったので調べてみました。
今の歯磨きは昔とこんなに違う!?
「食べたらすぐ歯磨きしなさい!」は間違い?
子どもの頃、「食べたらすぐ歯磨きしましょう!」って言われていませんでした?
これ、今は違うんですってよ。
食事をすると唾液が出ますよね。その唾液には歯のエナメルを強くする役割があるんです。
すぐに歯磨きをしてしまうとエナメルを強くしようと頑張っている唾液を洗い流してしまうので、食後30分くらい空けてから歯磨きをするといいそうです。
大きくゴシゴシ横磨きはダメ?
歯磨きするとき歯に沿って縦磨きをしていますか?それとも横磨きですか?
歯医者さんで最近歯磨き指導を受けたのですが、歯一本一本細かく小刻みに動かして優しく横磨き、歯間は歯ブラシを縦にして縦磨きを教わりました。
あれ?でも小さい頃って大きくゴシゴシ横磨きをしていたような気がします…これは歯茎を傷めるからやってはダメなんだそうです。
磨き方も今と昔では違いますね。
子どもの歯の仕上げ磨きは親のお仕事
赤ちゃんの乳歯はお母さんが指にガーゼを巻いて優しく磨く。これは今も昔も変わらないようです。
今と昔と違っているのは子どもの歯の仕上げ磨き。
今、虫歯をもつ子どもがすごく減っていますよね。これは歯を大事にする、毎日の歯磨きをきちんとする、という意識を家族全員で持っているからなんだそうです。
小学校低学年くらいまでのお子さまの歯磨き、仕上げ磨きを親がやってあげて磨き残しをなくす、というご家庭が増えているそうです。
親子のスキンシップにもなるし、正しい磨き方をやって教えてあげられるし、これはすごくいいですね。
まとめ
歯磨きは毎日のことだから、正しい歯磨き方法って気になりますよね。あさイチでも言っていましたが、歯磨き粉の使用説明に磨き方や使う量なども書かれているので、それぞれの歯磨き粉にあった磨き方をして最大限の効果を発揮させましょう!「昔はこうだったのに…」だなんて旧人類にならないよう、歯磨きも今の知識をちゃんと知っておきたいですね。
昔と違う毎日の歯磨きのことを思わず考えてしまった、2016年のいい歯の日でした。