画像:Pixabay
海外は日本に較べると、「歯のメンテナンスや予防歯科の意識が高い」、とよく聞きますよね。言われてみると、海外セレブって確かに歯並びもキレイだし、歯の色も自然に白い。そう思って日本のモデルや俳優たちを見てみると「あらら…」と思っちゃいました。
私、ワンダイレクションが大好きなんですが、そういえば、ナイル・ホーランも歯の矯正をして、やんちゃなイメージから大人のイメージにかっこよくなりましたよね!
海外の歯のメンテナンス事情
欧米の先進諸国、例えばアメリカやスウェーデンなどでは歯の美しさを保ったり、健康を守るために予防歯科が目的で歯科医院に通うという人が多いみたい。
アメリカはとくに「白くてキレイな歯がステイタス」、ということもあって、歯の美しさに対する意識が高く、定期的なクリーニングをしている人が多いようです。子供の頃から矯正治療を積極的にしていたり、ホワイトニングをしている人も多いことからも歯の美意識の高さがわかりますね。歯が汚いと、肥満と同じように就職などの社会活動にも不利に働くんだそうです。
スウェーデンは予防歯科の先進国として知られていますよね!
昔はスウェーデンも、日本のように虫歯や歯周病で歯を失う人が多かったのですが、1970年代に政府が予防歯科を推し進める取り組みを始めて、国民全員が歯科の定期検診や歯のクリーニングを受けることが義務づけられたそうです。
そのおかげでスウェーデンでは、現在は虫歯や歯周病が激減して80歳の時点では平均20本も残っているそうです。日本は平均9.8本といいますから(2012年厚生省調査)、すごい差ですねー(´∀`;)
日本でもできる海外流メンテナンス
日本でも最近では欧米で行われているような歯のメンテナンスをすすめる歯医者さんがどんどん増えてきています。いわゆる予防歯科と呼ばれているものですね!歯のメンテナンスの内容として一般的なのは次のとおり。
- 虫歯や歯周病のチェック
- 歯石取り
- 歯のクリーニング(PMTC)
PMTCとは、歯医者さんでやってもらうプロによる徹底的な歯のクリーニングです。自費診療で3,000円〜5,000円くらいでやってもらうことができます。
ん?「歯石取り」と「PMTC」って違うの?
「歯石取り(歯石除去)」は保険がききます。虫歯や歯周病の治療が目的なのが「歯石取り(歯石除去)」です。
「PMTC」では、普段の歯磨きで取りきれない部分の汚れや歯垢をすみずみまで取りのぞいてもらうことで次のような効果が期待できるそうです。
- 虫歯や歯周病にかかりにくくなる
- 歯がツルツルになる
- 歯の色が明るくなる
- お口がスッキリする
歯や歯ぐきが健康になるだけでなく、歯もきれいになるなんて一石二鳥!PMTC、一度やってもらったんですが、ホントに歯がツルツルになってとっても気持ちいいですよ♪
日本人は歯に無頓着、なんて言わせない!
虫歯や歯周病のなりやすさには、口の中の細菌の数、唾液の量や質、歯の質、食事の仕方、ブラッシングの仕方など、いろんな要素が関係しているそうです。
ひとりひとり病気にかかるリスクは違いますが、確実なのは歯の健康を保つために定期的なクリーニングなどのメンテナンスを受けることですよね!
「自分の虫歯、歯周病リスクに合った間隔で受けるのがオススメ」って歯医者さんに言われましたが、それはどのくらいの感覚なのか分からない…歯のメンテナンス、予防歯科のための定期健診などは3ヶ月〜6ヶ月に一度うけるのが一般的だそうですよ!
みなさんも歯医者さんにエステ感覚で通って、虫歯や歯周病を予防して健康な美しい歯をがんばって保って、「日本人は歯に無頓着」だなんて言わせないようにしましょうねー♪