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歯がしみるのは知覚過敏かも?その原因と対処法

「冷たいものがしみる!」「歯ブラシが当たるとキーンと痛い!」という、なにげに辛い知覚過敏、なんとかしたいですよね。「虫歯じゃないし、大丈夫」なんて言われたりもしますが、やっぱりいちいちしみるのは辛い!ということで、今回は知覚過敏の対処法について、徹底的に調べてみました。

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歯がしみるのは知覚過敏かも?その原因と対処法

画像:pixabay

自宅でできる知覚過敏の対処法

1.知覚過敏用歯磨き剤を使ってみる
まずすぐにできることとして、知覚過敏用の歯磨き剤を使ってみる、というのがあります。歯茎が下がって歯根が露出しているケースに効果的です。硝酸カリウムという成分が歯の神経を興奮させにくくすることで痛みを感じにくくします。1〜2週間で症状がやわらいでくることが多いようです。しかし、効果は永久ではありませんので使い続ける必要があります。
代表的な歯磨き剤としては シュミテクト デイリーケアディープクリーンS 薬用ハミガキ 知覚過敏しみるケアなどがあります。
2.歯磨きを優しくやってみる
知覚過敏がある人の多くは、歯磨きの時ゴシゴシやりすぎている傾向があります。ゴシゴシやることで歯茎が傷つき、下がってしまうためしみやすくなるのです。これ以上の悪化を防ぐためにも、やわらかめ〜普通の硬さの歯ブラシで、力を入れずに磨いてみましょう。
シュミテクト 知覚過敏用ハブラシ やわらかめといった知覚過敏専用の歯ブラシもあります。
3.マウスピースをつけてみる
夜間に歯ぎしりをしている人は知覚過敏が起きやすくなります。そのため、歯ぎしりによる歯へのダメージを軽減するために寝ている間にマウスピースを入れておくのもオススメです。 マウスピースは市販のものもありますが、歯科医院で保険で作ってもらうことも可能です。市販のものだと歯ぎしり対策 スリープライトといったものがあります。
4.自然治癒に期待する
知覚過敏は、軽いものでは自然に治ってしまう場合もあります。歯や歯茎に必要以上にダメージを与えないように気をつけることで治ってくるかもしれません。

歯医者さんでできる知覚過敏の対処法

1.しみ止めの薬を塗ってもらう
知覚過敏は歯の象牙質が露出していることで起こりやすくなります。そこでその象牙質の表面にはと同じような成分でできている薬を塗ることで、神経へ刺激が伝わりにくくなり、知覚過敏を改善することができます。
2.しみている部分を材料で覆う
歯ぎしりなどがある場合、歯の根元に力がかかることで、根元がクサビのようにかけてしまうことがあります(クサビ状欠損)。その場合は歯科用コンポジットレジンと呼ばれる材料で欠けた部分を埋めてしまうことで、しみる症状をなくすことができます。
3.歯周病の治療をする
知覚過敏を引き起こす原因の大きなものに歯周病があります。歯周病は歯の周囲の組織が破壊されて、骨や歯茎が下がってしまう病気です。歯周病を放置していると、歯茎はどんどん下がって症状が悪化してしまいます。これ以上の悪化を食い止めるためにも歯周病の治療は必須です。
4.歯の神経を取る
生活に支障を及ぼすほどに辛い知覚過敏の場合は、最後の手段で神経を取ってしまう、という方法もあります。しかし、神経を取ることにはデメリットも多いため、歯医者さんとよく相談をして決めていきましょう。

知覚過敏についてのまとめ

知覚過敏って、治りにくいだけじゃなく、軽いうちに何も対処しないで放っておくと悪化してしまうことがあるんですね。逆に軽い段階なら、知覚過敏を起こさないように歯磨きをやさしくしたり、歯ぎしりに気をつけたり、歯周病の治療をきちんとやっていくことで治ってしまうことも十分あるみたいですから、私も知覚過敏が治るように頑張ってみたいと思います!

この記事を書いた人

ぐぐるちゃん

ぐぐるちゃん

なんでも調べないと気がすまないアラサー女子。雑学大好き。いろんなことをよく知っているし、すぐに調べてくれる、歩くWikipedia。男性からも女性からも頼りにされるしっかり者。元歯周病(現在除菌済み)

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