歯ぎしりはクセなのか?
歯ぎしりはまだはっきりした原因が解明されていないようです。
20歳くらいの頃、顎関節症の治療で歯医者さんに通っていた頃、「歯が平らになっているのでたぶん歯ぎしりしていますね。」と言われたことがあります。集中しているときや緊張しているときに噛みしめてしまうクセがあるから、顎関節症になったり歯ぎしりをしたりしているんでしょうね、と言われました。
えっと…じゃあ寝ているときに歯ぎしりをするのはリラックスできてないってことなのっ!?
音を立てる歯ぎしりではなく噛みしめてしまうクセがあると、寝ているときにも無意識に噛みしめているのかもしれないんだそうです。
歯ぎしり対策用マウスピースを作ってみた
「歯ぎしりの原因がはっきりと分かっていないということは明確な治療法がない、ということね」と思ったヤニジョ。じゃあ、まずは歯ぎしりの音をたてない方法を考えたらいいんじゃない?
歯ぎしりをしているということは歯や歯茎に負担をかけているということ。歯ぎしりが原因で歯並びや歯のかみ合わせが悪くなることもあるそうです。歯ぎしり対策用マウスピースは歯や歯茎への負担も軽減してくれます。
薬局やネット通販などで手に入るマウスピース
薬局やネット通販で市販の歯ぎしり防止用マウスピースを購入できます。500円くらいから10,000円くらいと幅広い価格帯であります。
私が試してみたのは「歯ぎしりマウスガード|東京企画販売」です。1,200円くらいでした。お湯につけて自分の歯型に合わせて作るタイプです。
座ったときと寝ているとき口の中の形(舌の位置とか歯の位置とか?)は変わるようで、しかも不器用なのかなかなか自分の納得のいく型になるまでが大変でした。何日かつけて寝てみましたが面倒くさくなって5日くらいですぐつけ忘れてしまうように…
歯医者さんで作る歯ぎしり用マウスピース
「寝るときにマウスピースをつけ忘れてしまうのは歯に合っていないか、お金をかけなかったからだわっ!」
そう思ったヤニジョ。口腔外科が診療科目にある歯医者さんに相談に行きました。
まずカウンセリングとレントゲン撮影を行い、自分自身の歯型をとってもらいます。そしてその歯型に合わせてマウスピースが作製されます。2週間くらいでマウスピースが完成しました。
歯医者さんで作る歯ぎしり用マウスピース(夜寝るときに装着するからナイトガードとも言うそうです)は、保険適用で値段は5,000円くらいでした。
このマウスピースは夜寝るときに上の歯に装着します。あとは1週間おきに3回ほど歯医者さんに通って、痛い箇所があれば微調整をしてくれました。
歯ぎしり用マウスピースをつけたら熟睡できました(相方が)!
歯ぎしり用マウスピースをつけてよかったこと。それは相方が朝方に歯ぎしりで起こされることもなく熟睡できるようになったことです。
歯ぎしり用マウスピースを作って丸1年経ちますが、毎晩忘れずに装着しています。そうそう、マウスピースのお手入れには歯磨き粉をつけて磨くとキズがつくのでダメ、入れ歯洗浄剤がいい、と歯科衛生士さんに教わりましたので、入れ歯ではないのですが我が家には入れ歯洗浄剤が常備されています。
ちなみにマウスピースをつけても歯ぎしりが治るわけではなく、旅行のときにマウスピースを忘れると相変わらずギリギリ歯ぎしりがうるさいヤニジョなのです。