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歯石を自分で取る方法はこれ!でもリスクがあるんです

私、歯石が溜まりやすい体質みたいで、気がつくとすぐに前歯の裏側がザラザラしてくるんですが、いちいち歯医者に行くのも面倒だし、なにしろやはりお金がかかってしまうのが気になります。それで、ふと「自分でカラーリングするみたいに歯石って自分で取れないものなんだろうか?」と疑問に思ったので、いろいろと調べてみました。

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画像:Pixabay

自分で歯石って取れるの!?

インターネットを見ていると、やはりいるようです、自分で歯石取ってる人!歯石を取る専用の器具もインターネットで購入可能なようで、それで自分で取ってるツワモノ達が!

でも、歯石って硬いし、歯垢を歯ブラシで落とすのとはワケが違うと思うので、実際どの程度取れているのかは謎です。歯石ってついてしまったら、ある程度自分で落としておいた方が良いものなのでしょうか?

自分で歯石を取る方法

もし、自分で歯石を取ってみたい、という人のために、自分で歯石を取る方法をリサーチしてみました。チャレンジしたい人は参考にしてみてください。

1.ブラッシングで歯茎の炎症を抑えておく
歯茎が赤く腫れているような状態で歯石を取ると、歯茎が血だらけになってしまったり、歯茎が傷ついてばい菌が入って大きく腫れて痛むことがあるようです。まずは歯石取りを急がず、念入りなブラッシングで歯茎の赤い腫れを数日間かけて引かせておくことが大事です。
2.専用のスケーラーをよく消毒しておく
歯石取り専用のスケーラーという器具をインターネットなどで購入しておきましょう。歯科医院では滅菌したものを使用しますが、家庭で行う場合には煮沸消毒しておくと良いでしょう。
3.下前歯の表側から取ってみる
まずは一番良く見えてやりやすい下の前歯の表側から取ってみましょう。ここで注意するのは、必ず、スケーラーを持っている手をフリーにせず、薬指などを歯の上に置いて固定し、器具が滑った場合に歯茎に刺さらないようにしておくことです。
4.下前歯の裏側を取ってみる
下前歯の裏側が終わったら、一番ついている裏側にチャレンジしてみましょう。必ず鏡を見ながら大きく口を開けて、慎重に行いましょう。
5.よくすすぐ
歯石を取った後はよく口をすすぎましょう。殺菌剤配合の洗口剤があれば、それで行うのがベストです。

もし自分で歯石を取る場合は欲張って一度で全部取ろうとせず、何回かに分けて行うようにしましょう。

自分で歯石を取るとこんなデメリットが

鏡を見ながら慣れないスケーラーを使って…となると手先が器用でなければ、自分で歯石を取るのは難しそうな気がします。少なくとも不器用な私には難易度が高い(汗)

調べてみると自分で歯石を取るとこんなデメリットがあるそうです。

  • ばい菌が入って歯茎が大きく腫れることがある
  • 手が滑って歯茎や口の中を刺す危険がある
  • 取り残しが多く出るので歯がツルツルにならない
  • 歯の表面がザラザラになるのでまたすぐに歯石がくっつく

まとめ

結論として、歯石は取ろうと思えば取れないことはないけれども、歯茎を刺したり、歯茎にばい菌が入ってしまうリスクがあったり、きちんと取りきれないのでスッキリしないということが言えるようです。

比較的見やすい前歯でもこんな感じなので、奥歯だとほとんど見えないし、きちんと取るなんて相当難しいかと思われます。

結局のところ、歯医者に行かずに自分で歯石を取るというのはあまり良いアイディアではないようですね。私も歯石が気になったら歯医者さんで取ってもらうことにします。

この記事を書いた人

ぐぐるちゃん

ぐぐるちゃん

なんでも調べないと気がすまないアラサー女子。雑学大好き。いろんなことをよく知っているし、すぐに調べてくれる、歩くWikipedia。男性からも女性からも頼りにされるしっかり者。元歯周病(現在除菌済み)

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