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舌痛症とは
舌痛症とは「舌が痛い」という症状を起こす病気ですが、見た目には何の異常もなく、しかもその痛みは日常生活に影響が出るほどの激烈な痛みになることもあるそう。
しかもそれが長期間続いて、でも見た目には何も異常がないので、医者や歯医者にも「気のせいですよ」なんて言われて、結局何もしてもらえず痛みを我慢しながら生活している人が多いんだとか・・。そ、それってかなり辛くないですか!
舌痛症の原因、どんな人が舌痛症になりやすい?
舌痛症の原因は現在のところハッキリわかっていないんだとか・・。少し前までは「心の問題」という説が有力だったようですけど、現在では「神経痛」みたいなもので、痛みを感じる神経の異常なのではないか?というように考えられているそうです。
でも、舌痛症になりやすい傾向のある人、というのはあるそうで、例えば次に当てはまるような人が舌痛症患者には多いそうです。
- 1.閉経した女性
- 閉経後はホルモンバランスが崩れて自律神経の乱れが現れます。そのために舌痛症が起こりやすくなるのでは、と考えられています。
- 2.大きな精神的ショックを受けた人
- 配偶者との死別、離婚や子供の独立など大きな精神的ショックを受けた後に舌痛症を起こすことがあるそうです。
- 3.歯科治療の後
- 歯科治療を受けた後に口の中の環境が変わることで知覚神経がエラーを起こすことで舌痛症を起こすことがあるそうです。
- 4.ガン恐怖症の人
- ガンを始めとする病気に対する恐怖心が大きい人は舌痛症にかかりやすいと言われているそうです。
舌痛症の判断基準、こんな症状に当てはまれば舌痛症の疑いが!
しかし、「舌が痛い=舌痛症」ではありません。舌痛症には判断基準があり、それに当てはまる場合に舌痛症の可能性が出てきます。
- 舌痛症の判断基準
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ピリピリと焼け付くような痛みがある
見た目に異常が見られない
食事、会話中や何かに集中している時には痛みがない
夕方以降痛みが増す
痛いところがあちこち移動する
舌痛症はどの病院で診察してもらえる?
舌痛症は原因がはっきりしていないので、根本的に治す確実な方法はなく、薬などで症状を軽減する方法が主なようです。
まずは上のような症状があったら、できれば口腔外科を扱っている歯科医院で診てもらって治療してもらうか、舌痛症の治療を行っている大学病院やペインクリニックなどに紹介してもらうのがいいそうです。
舌痛症についてのまとめ
結局、ヤニジョの場合は舌痛症の判断基準には当てはまりませんでした。
2、3日で治ったし・・。歯医者で診てもらったら「歯石で舌が傷ついたんでしょう。っていうか歯石たまりすぎ」って言われてしまいました。ちょっとダサすぎ?舌が痛いから舌痛症かと思ってたら、かけた歯や銀歯、歯石で舌を傷つけただけ、っていうケースも結構あるんだとか。
まあいずれにしても舌が痛かったら一度見てもらったほうがいいってことですね。