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顎関節症ってどんなもの?
どうやら、この症状、顎関節症(がくかんせつしょう)というものらしいです。この顎関節症、子供から大人まであらゆる世代で発生するみたいですが、とくに20〜40代の女性によく起こりがちなんだとか。若い女性に多いってことですね。たしか森高千里も顎関節症になってましたよね。ん〜なるほど、私の場合もアゴのカクカクが始まったのはまだピチピチギャルの頃だったなあ・・。
ところで次のような症状があったら顎関節症の可能性が大みたいです。
顎関節症の3大症状
- 1.関節の雑音
- 口を開け閉めするときに、「カクカク」「ゴリゴリ」という音がします
- 2.アゴの痛み
- アゴの関節や筋肉に痛みが出ます。とくに物を食べたりアゴを動かしたときに痛みを感じます。
- 3.口が開きづらい
- 口が大きく開きづらくなります。ちなみに「アーン」と口を開けて指4本分の大きさ開くのが正常な開口量と言われています。
上の症状以外にも、「肩コリ」「首のコリ」「頭痛」「めまい」「耳の痛み」などの症状もでるみたいです。
顎関節症の原因は?
顎関節症はこんなことが原因になって起こるんだそうです。
- 1.関節が弱い
- アゴの関節や筋肉が構造的に弱い場合です。
- 2.かみ合わせが悪い
- かみ合わせが悪い状態が続くと引き金になることがあるそうです。
- 3.歯ぎしり
- 眠っているときの歯ぎしりや食いしばりが原因になることがあるそうです。
- 4.歯列接触癖;しれつせっしょくへき(TCH)
- 日中に上下の歯を無意識に合わせてしまう癖(TCH;ToothContacting Habit)があると、顎関節に負担がかかってしまうようです。
- 5.頬づえ、うつぶせ寝などの癖
- 頬づえやうつぶせ寝などの、あごに負担がかかる癖があると顎関節症を引き起こす原因になるようです。
- 6.その他
- 他にも、携帯電話・スマホの長時間操作、電話の受話器を肩ではさんで喋る、爪をかむ癖、片方だけでかむ、外傷、精神的ストレス、吹奏楽器の演奏なんかでも顎関節症が起こってしまうんだそうです!
私、どれも思い当たる節が…歯ぎしりは日本人の8割がやっているなんて言われてますが、かくいう私も歯ぎしり持ち。ギリギリうるさくって眠れないと相方に指摘されてからマウスピースを付けて寝るようにしています。
えっ?歯ぎしりにマウスピース?と思った方は「「歯ぎしりがうるさい!」と言われたからマウスピース作ってみた」も是非読んでみてくださいね。
顎関節症の治療法
顎関節症の症状で、例えば「あごの関節がカクカクいう」というような症状は、肩や首を回して音が鳴るのと同じようなモンなんだそうです。ですので、この程度だったらとくに治療の必要はないみたいです。ただ、これ以上の悪化を避けるために、また痛みが強いときや顎が開きづらくて辛いときには次の方法を試してみましょう。
- 1.悪い癖をやめる
- 顎関節症を引き起こす原因となっている癖や習慣をやめるようにします。
- 2.冷やす・温める
- 痛みを和らげるために、患部を冷やすか温めます。状態によってどちらがいいか変わってきますので、歯医者さんに聞いてみましょう。
- 3.薬を飲む
- 痛みが強いときは炎症を抑える薬、また筋肉のコリをほぐす薬を飲む場合もあります。
- 4.スプリントをつける
- 歯ぎしりや食いしばりによる関節や筋肉への負担を和らげるためにスプリントと呼ばれるマウスピースを入れます。
- 5.顎のリハビリ
- 口が開きづらいときは、口を開け閉めするリハビリをして筋肉を柔軟にするのも効果的です。
- 6.手術
- 症状がひどくて生活に支障をきたすときには手術、という方法もあるようです。
顎関節症についてのまとめ
顎関節症は一生の間に2人に1人は経験すると言われているそうです。一時的なもので自然に治ってしまうことも多いみたいですが、あごの関節の雑音が起こっている段階で、歯ぎしりやほおづえなどの悪い癖なんかを放っておくと、口が開きづらくなってしまったりするんだとか!私の場合は、どうやら仕事に集中してるときに上下の歯を「クッ」と噛み合わせるTCH、そして歯ぎしりが悪化の原因になってるに違いない!と確信しました。本格的に開かなくなる前に、気をつけなければ・・。